瀬戸内国際芸術祭は3年に1度瀬戸内の島々で開催される芸術祭です。
島々に点在するアート作品を鑑賞しながら、瀬戸内の雰囲気を楽しむこともできますよ。
島なので船での移動になりますが、船は日常であまり使わない移動手段だと思うので、ワクワク感もあります。
今回は瀬戸内国際芸術祭が開催される島で一番大きい小豆島でアートと観光を楽しむ旅をご紹介します。
小豆島へはフェリーや高速船を利用
小豆島へはフェリーや高速船を利用します。
小豆島への船は到着する港がいくつかあるのですが、航路・便数ともに小豆島で最も多い土庄港が便利です。
土庄(とのしょう)港:高松港から、新岡山港から
坂手港:高松港から、神戸港から
福田港:姫路港から
池田港:高松港から
大部(おおべ)港:岡山日生(ひなせ)港から
※航路・時刻表の詳細は各フェリー会社のホームページをご確認ください。
四国フェリーグループ
両備小豆島フェリーグループ
ジャンボフェリー
小豆島を巡るにはレンタカーが便利
小豆島のアート作品を巡るには、やはりレンタカーが便利です。
というのもアート作品は小豆島の各地に点在しているため、自分のスケジュールに合わせて巡りたい方や滞在時間が短い方にはは自由度の高いレンタカーをおすすめします。
レンタカーを借りる予定であれば、事前予約が確実です。
乗るフェリーや高速船によって、到着する港が違うため、到着する港で借りられるレンタカー会社を選ぶことが重要です。
マリンレンタカー福田営業所
のんびり小豆島の観光も合わせて巡りたい方はバスのフリーパスを使って、島を巡るのもいいかと思います。
小豆島にあるアート作品
小豆島の島内にはアート作品が点在しています。
その一部をご紹介します。
太陽の贈り物
土庄港にあるオリーブの王冠をかたどった作品。
近くでよく見ると、ひとつひとつの葉っぱに何か文字が。
これは土庄町の小学生約100人の未来へのメッセージが刻まれているそうです。
オリーブのリーゼント
オリーブ畑の中に現れるちょっとユニークな作品。
つるんとしたフォルムがかわいくて、思わず写真撮りたくなります。
くぼんだ部分には夏みかんのような柑橘が置いてありました。
スター・アンガー
シルバーに輝くトゲトゲした作品。
龍の迫力ある姿を360度ぐるりと回って愛でてください。
アンガー・フロム・ザ・ボトム 美井戸神社
時間になると水をはく化け物。
いつも水をはいているわけではありません。
アート以外も観光も
せっかく小豆島を訪れたなら、アートを巡る以外にも観光を楽しむのもお忘れなく。
道の駅小豆島オリーブ公園で魔女キキ体験
魔法のほうきにまたがって、魔女のキキのように空を飛ぶような写真が撮ることができる、道の駅小豆島オリーブ公園。
魔法のほうきはレンタルされているので、ぜひ体験してみてください。
エンジェルロード
小豆島の定番の観光地といえばエンジェルロードです。
潮の満ち引きにより、島への道が現れます。
エンジェルロードに砂の道が現れる姿を見たい方は、潮見表をチェックして行くことをおすすめします。
小豆島の名産を味わう:オリーブ、そうめん、醤油、ごま油
■なかぶ庵
食事のほか、そうめんの工場見学、箸分け体験ができます。
■マルキン醤油記念館
マルキン醤油記念館限定のしょうゆソフトクリーム。
■こまめ食堂
棚田米のおにぎりを中心に地元の食材を使った料理を提供されています。
小豆島オリーブ牛ハンバガーもあります。
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小豆島のおすすめの宿
部屋から海が見える宿も多いので、その眺めも堪能してください。
特に夕焼けはとてもきれいです。
天空ホテル 海廬(かいろ)
天空ホテル 海廬の庭からは、エンジェルロードを一望することができます。
お部屋は3つのグレードがあります。
■倶楽部フロア
もっともグレードの高いお部屋で、全ての部屋からエンジェルロードの景色が楽しめます。
■リフレッシュフロア
全ての部屋からエンジェルロードの景色が楽しめます。
■スタンダードフロア
やや年季がはいったフロア。
海側とガーデン側のお部屋があり、ガーデン側の部屋はリーズナブルな価格となっています。
どうしてもエンジェルロードが見たい方は海側を選びましょう。
La Krasse Angelroad
La Krasse Angelroadはその名のとおり、部屋からエンジェルロードを見ることができます。
1日2組限定の宿。
スマートロックシステムで事前に部屋のキーをスマートフォン・携帯電話に送信されるため、非接触でチェックイン・チェックアウトが可能です。
民宿オアシス
一人旅などリーズナブルな宿がよい場合は、民宿オアシスをおすすめします。
トイレ、バスは共同です。
朝食付きプランでは、1階のカフェで地元の食材を使用した和定食をいただけます。
夕食付きプランはないのですが、1階はカフェとなっておりイタリアンを楽しむこともできます。
徒歩で約5分ほどの場所に小豆島霊場第58番 西光寺があり、上から見る夕焼けはとてもきれいです。
まとめ
3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭。
瀬戸内の島々を巡りながらアート作品を鑑賞したり、島の観光も楽しむこともできます。
今回は小豆島の巡り方をご紹介しましたが、他の島々も楽しいアートがたくさんあります。
短い休みでは全て巡ることは難しいかと思うのですが、会期は春夏秋とあるので行けなかった所はまた別の日程で行くのもおすすめです。
今まで行ったことのなかった島への旅。
瀬戸内国際芸術祭がない時期でも、また訪れたいと思う場所になっていただけたら嬉しいです。