第105回日本選手権で男子100mで多田修平さんが10秒15で初優勝を飾り、東京五輪代表内定を決めました。
山縣亮太さん、サニブラウン・アブデル・ハキームさん、桐生祥秀さん、小池祐貴さんなど、9秒台の記録をもつ選手がひしめく中での優勝、そして五輪内定と嬉しさもひとしおでだったと思います。
陸上100mは五輪競技の中でも花形種目で、世界からも注目が集まる競技です。
多田修平さんの出身中学・高校・大学はどこなのか、自己ベストは何秒なのか、気になることをまとめました。
多田修平の出身中学校は?
多田さんの出身中学校は東大阪市立石切中学校です。
幼い頃からとにかく走ることが好きで、小学校の運動会では自らリレーメンバーに志願していました。
小学生の頃から中学生になったら陸上部に入ろうと心に決めていました。
しかし、中学生の時は、目立った成績は残せなかったそうです。
多田修平の出身高校は?
多田さんの出身高校は大阪桐蔭高等学校です。
大阪桐蔭は野球、サッカー、ラグビーなどスポーツの強豪校としても知られています。
中学生の時は目立った成績を残せなかった多田さんでしたが、転機は高校生の時に陸上部の顧問の先生から練習日誌をつけるように勧められたことでした。
毎日書き続けることで、目標とやるべきことが明確になってきたそうです。
高校3年生の高校総体では、全国6位(10秒78(-2.0))の成績を残せるまでになりました。
多田修平の出身大学は?
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多田さんの出身大学は、関西学院大学法学部です。
練習のための環境(生活・栄養面)を考えて、実家から通える関西学院大学を選んだそうです。
実家から大学までは片道約90分くらいの距離でした。
多田さんは大阪陸上競技協会が立ち上げた「OSAKA夢プログラム」の指定競技者のひとりです。
「OSAKA夢プログラム」とは?
2020年東京五輪に大阪から多数の代表選手を輩出しようと2015年9月に大阪陸上競技協会が立ち上げたプログラム。
「OSAKA夢プログラム」では、2017年2~3月に米国合宿を行われ、100メートル元世界記録保持者からコーチングを受け、特にスタートが改善されました。
自己ベストは何秒?
100mの自己ベストは、10秒01です。
(2021.6 布勢スプリント)
この大会では、山縣亮太さんが100mで9秒95の日本新記録で優勝した大会です。
多田さんは惜しくも2位でしたが、この大会で自己ベストを更新しています。
200mの自己ベストは、21秒21です。
(2017.3 第7回奈良市記録会)
氏名:多田 修平(ただ しゅうへい)
生年月日:1996年06月24日(25歳)※2021年6月現在
所属:住友電工 陸上競技部
出身地:大阪府東大阪市出身
趣味:一眼レフを使っての写真撮影
インスタグラムでも、自身が撮影した写真がアップされています。
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まとめ
第105回日本選手権で男子100mで多田修平さんが10秒15で初優勝を飾り、東京五輪代表内定を決めました。
多田さんは幼い頃から走るのが好きで、中学生になると陸上部に入ります。
出身中学校は東大阪市立石切中学校で、中学では目立った成績は残せませんでした。
大阪桐蔭高等学校に入学し、顧問の先生から勧められた練習日誌をつけることが転機となります。
高校3年生の高校総体では、全国6位の成績を残せるまでになりました。
高校卒業後は、関西学院大学法学部に進学しました。
多田さんは大阪陸上競技協会が立ち上げた「OSAKA夢プログラム」の指定競技者のひとりとなり、2017年2~3月に米国合宿に参加し、100メートル元世界記録保持者からコーチングを受け、特にスタートが改善されました。
陸上の100mは五輪競技の中でも花形種目です。
東京五輪でどのような活躍を見せてくれるのか、とても楽しみですね。